長澤修司税理士事務所

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働き方

みなさんこんにちは 大塚です

 

今年は本当に雪が降らず暖冬でしたね

前の記事でカメムシが多かったので今年は大雪ではないかと予想していましたが、雪かきをした回数が2.3回くらいしかないほどでした

 

自分自身は雪があまり降らずよかったなと一息ついたところでしたが、コロナウイルスにより外出もなかなかできず、気を抜けない状況が続いていますね

 

みなさんもうがい手洗いを徹底し、人込みをなるべく避け、感染しないように気を付けましょう

 


 

さて、今回は稲盛和夫 著『働き方』についてご紹介したいと思います。

 

 

年末に取り掛かる年末調整の作業に追われていた自分の状況に、とても類似しているなと感じました。
初めての作業だらけで、「だめだ、もう自分には無理だ」と何回もくじけそうになり途中であきらめたくなるような気持ちになっていました。
しかし、ここを乗り切れば…あと何日だ、頑張りろう…と追い込まれた状況の中あきらめず仕事に取り組み、無事に乗り越えることができました。

 

そのおかげで、初めは難しくて自分にはできないと思っていた作業も、時間はかかりしたが一通りできるようになり、仕事に対する姿勢もかわることができたと思います。

 

そして自分のなかでもひとつ成長できたのではないかと感じることができました。
今後においても、達成するまでやり続ける「継続する力」、そしてけっして最後まであきらめることなく追い続ける、まさに執念にも似た、強い意志を持ち仕事に取り組んでいきたいと思います。

臨時休業のお知らせ

 

 

労働分配率

みなさんこんにちは大塚です
初雪が降り、まだ雪かきが必要な程の雪は降ってないですが、毎日霜が降っていてとても寒い日が続いていますね
車の窓ガラスが朝晩と凍ってしまってるのでスターターはこの時期必須ですが、電池が切れており全く意味のないスターターを持ち歩いているので、女子にとってはひと手間かかる電池交換をそろそろしなくてはならないなあと毎日思ってはいるところです

 

 


さて、今回は人件費負担の度合いをみることができる「労働分配率」についてご説明したいと思います。

 

・労働分配率とは…
財務分析の生産性の指標のひとつで、付加価値に占める人件費の割合を示す経営指標です。

企業の生産性分析のポイントは、企業が生み出した付加価値がどこに使われているのかを見ること。

労働分配率を見れば、付加価値の何%が人件費に分配されたかを分析できます。

 

 

まず、この労働分配率を知るために、付加価値額と人件費の2つを知る必要があります。
・付加価値とは、会社が付け加えた価値。

例でいいますと、商品を1,000円で仕入れ、1,500円で売るならば、会社が500円の価値を付け加えたことを意味します。

付加価値とは、ほぼ売上総利益と同じと考えられます。(製造原価等を使用している場合は違う場合があります。)
・人件費は給与のほか、会社が負担する社会保険料や雇用保険料の法定福利費、さらに会社が負担する忘年会費用などの厚生費を加えた総額になります。

社員が働くうえで欠かせない費用の総額が人件費と考えられます。

 

 

労働分配率とは、付加価値額に占める人件費を知ることです。

 

これによって、会社に占める適正な人件費を知ることができます。

 

労働分配率を求める計算方法はこちらをご覧ください。

 

 

一般的には、労働分配率は50%以下が望ましいとされています。
一方、労働分配率が高い会社は、利益に対して人件費過多に陥っている可能性があります。
付加価値は、人件費のほか、会社を維持する費用(固定費)も賄わなければなりません。
そのため、労働分配率が高い場合、固定費が十分に賄い切れておらず、赤字となっている可能性があると考えられます。
反対に労働分配率が低すぎる会社は、利益のわりに従業員の給与水準が低く、労働環境が良くない可能性があるということです。

 

 

労働分配率は、極端に数値が偏っていてはいけない、バランスが大切な指標であることがわかりました。
もし、自分の会社の労働分配率を計算した場合には、同業他社や前期比較で確認してみてください。

 

 

 

嫌われる勇気 その2

皆さんこんにちは
先日人間ドックに行ってきました

 

お盆明けから仕事が怒涛のごとくやってきて、ここ3か月あまり、外食や出来合いのものを食べている生活をしていました

 

その結果…、3か月で5キロの増加
絶対に人間ドックで何か言われると思ったら、やはり、言われました
そして今回、悪玉コレステロールの値が、治療レベルといわれてしまい、先生からは「これから3か月頑張りなさい」と言われました
早速、現在平日の夜はプロテイン&ロカボナッツで過ごしています
これで少しはやせればいいなと思っています

 


さて、今回は前回の続きで、「大善と小善」のお話をしたいと思います。
前回は、初めて私の方から顧客との契約を打ち切ったお話をしましたが、その中で、「お客様に対する私がしなければいけない行動・考え方」を大事にしているとお話をしました。
その考え方の中心となっているのが、「大善と小善」の考え方です。
この言葉は、稲盛和夫氏が書籍で説明しております。

 

簡潔に説明しますと、
大善とは「その時の行動が善い行いであるように見えなくても、将来を見通した場合にその行いは善い行いになること」
小善とは「その時の行動は善い行いのように見えるが、将来を見通した場合にはその行いは悪い行いになること」
です。

 

どちらも、善い行いを行っているのだから結果が違うのはなぜなのか。

 

例としては、

 

スーパーで子供が、「このお菓子がほしい!!!」と駄々をこねているとします。

 

お菓子は1日1個と決めており、すでに1個は買っています。

 

① 子供が泣き叫ぶことが、周りに迷惑をかけるからもう一個お菓子を買ってあげる。
② 約束事はしっかりと守ることを徹底するため、お菓子を買ってあげない。

さて、どちらが「大善」でしょうか。

 

②ですよね

 

①は確かに子供や泣き叫ぶことを不快に思っている人からすれば、善い行いなのでしょうが、これは子供のためになるでしょうか。

 

私は決してならないと思います。
我慢をするということは、その時は苦しいと思うかもしれませんが、それができるのとできないのでは、成長してから大きな差ができます。

 

 

私は、この考え方をベースに仕事でお客様にお話をしているので、厳しいお話をすることがあります。

 

だからといってすべてのお客様に厳しい言葉をしているわけではありません。
現状厳しい状態であっても、お客様自身がそのことをしっかり把握し、進むべき方向が間違っていないと思えば、私は助言程度に留め、お客様の自主性を大事にしています。

 

 

しかし、明らかに方向性が違っており、現状から逃げていると判断した時には厳しい言葉でお話をします。

 

厳しい言葉で話すことでお客様が大変嫌な思いをすることは私自身も百も承知です。

 

しかし、そのくらい厳しい状況であり、本気で直してほしいからなるべくオブラートに包まないでストレートに言うようにしています。

 

お客様の将来を案じ厳しい言葉をかけています。

 

今回起きた出来事は、その私の思いがお客様に伝わらなかったことが原因です。

 

数年前までは、私が全力で思い、伝えればみんなに伝わると思っていましたが、最近は考え方が変わってきました。

 

もちろん伝える努力を怠ることはしませんが、最終的には、私の考え方に賛同してくださるお客様だけでいいと感じています。

 

そうしないと、本当に私を信頼していただいているお客様にも失礼ですし、私はそのお客様に最高のサービスを提供したいと考えるようになりました。

 

売上を伸ばす。これは、商売をしている以上命題となるものですが、さらに最も大事なのは「お互い信頼関係のもと取引を行う」ことだと思います。

 

 

このお話はすべての業種で言えることだと思います。

 

 

それではまた!                                 

あけましておめでとうございます

皆さんあけましておめでとうございます  
怒涛の2019年も終わり、東京オリンピックが始まる2020年がはじまりました
なんか「お・も・て・な・し」なんて言っていたあの頃2020年は遠い未来と思っていましたが、とうとう来ましたね

 

実は、わたくし、先日の2次予選のチケットが当選しまして観戦することができます

 

競技は自転車ロードレースのタイムトライアルです

 

本当はロードレースを観戦したかったのですが、申し込みを間違えたらなんと当たるという、運がいいのか悪いのか…

 
でも、こうなったら全力で楽しんでいきたいと思います

 


 

さて新年初めの話は、今年の目標をお話ししたいともいます。

 

今年というかこれから未来に向けてやっていきたいことです。

 

それは、「RPA」を利用したシステム構築をしていきたいです。

 

RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略です。

 

このRPAは今まで、人間がしていた作業をロボット(PC)が代行するというものです。

 
よくAIと間違われるのですが(かくいう私も勘違いしていました)、AIとは情報の蓄積による予測を行い、「正解であろう行動・答え」をPCが行うものです。

 
それに対し、RPAとは、人間が作成した「指示書」通り動く、というものです。

 

ですので、人間が作業するとき判断しながら行うものは苦手です。

 

逆に、形式的に進める作業は24時間365日働いてくれます。

 

実際、税理士事務所の仕事のうち、形式的な作業が多く存在しており、このRPAを利用すると大幅な作業効率を図ることができると感じています。

 

そのため、今年は第一弾として、「現金出納帳の自動化」を進めていきたいと考えております。

 

現金出納帳は今まで紙媒体で作成を依頼していましたが、それを「エクセル」により作成を依頼し、その「エクセル」からRPAを使った自動入力をしようと考えています。

 

お客様からすれば、現金出納帳を「手書き」から「エクセル」に変更するだけなので、負担もそれほどかかることもなく(慣れは必要なので、そこのところはご了承ください)、自社の入力がなくなるという大きなメリットがあります。

 

しかも、このRPAのプログラム自体が、無料で使用できるものがあります。(私はUiPathというソフトを利用しています)

 

正直に言いますと、この自動化はRPAを利用する前、ソフト会社に開発を依頼したところ、100万円という私としてはけた違いの見積りが来ました。

 

その時から私の心に火がついてこのRPAでの自動化の開発を考えました。

 
今はまだ、試作段階のため、完全にできたというお話は出来なのですが、近いうちにデモンストレーションをお客様にお見せしたいと思っております。

 

このRPAというシステムは、とりあえず今は自社でのみの利用を考えていますが、お客様にも非常に有効なものだと考えています。

 
まあ、さすがにコンサルティングや開発までは行いませんが、導入のきっかけができればいいかなと思っています。

 

これからの時代の会計は「自計化」ではなく、「自動化」となると予想されます。

 

誰でも、売上、利益が把握できる時代になると考えられます。

 

よって、記帳代行のみをしている税理士事務所は衰退の一途をたどると思っています。

 

これからの時代の税理士事務所はその数字や社長との面談からその会社で何か必要なのかを進言する事務所のみ生き残ると確信しています。

 

 

それではまた!                              

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