長澤修司税理士事務所

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臨時休業のお知らせ

 

9月4・5日研修のため

臨時休業とさせていただきます。

基本的な節税の考え方 ①

みなさんこんにちは

 

お盆も過ぎてどことなく秋めいてきているような気がしている長澤です

 

今年の夏は比較的涼しかったですね

 

今年は非常に暑くなると春先に言われていましたけど、なんだったんでしょうか

 

冬の雪もそうですが、まあ予想は当たりませんね

 

まだまだ予測は難しいのですね

 

でも、せめて1週間の予報は当たってほしいと思います

 

晴れるということで、予定を組んだら、2.3日後に急に雨になるとか…ほんと勘弁です

 

 

 


 

さて、今回は、節税のお話しをしたいと思います。

 

とはいっても難しい内容ではなく、自分で思っている節税の約束事をお話ししたいと思います。

 

 

経営をしていくうえで、うまく行けば行くほど大きくなる問題。

 

それは、やはり税金だと思います。

 

ある程度税金は払わないといけませんが、それでもなるべくなら税金を払わない方法がないかと相談をいただきます。

 

 

私は、節税に関するご相談をいただいたときに、お客様にはいくつか質問をさせていただいています。

 

 

その上で、その人に最も適している方法をお話ししています。節税といっても、その方法はいろいろあります。

 

 

そして、すべての節税策に共通するものがあります。

 

それは、資産を会社から消滅させる(外に出す)ことです。

 

または、お金から機械等にかわる設備投資です。

 

 

 

不動産を多数所有している場合以外は、資産というものはお金になります。

 

 

つまり、お金を使わないと節税できないです。

 

 

お金は会社に残して、節税できないかという相談を受けることがありますが、これは断言します。

 

 

『ないです』

 

また、

 

『税金が500万かかるんだったら、500万の経費を作って税金をはらわないようにしたい!』

 

という考えになる方もいます。

 

 

これは、非常に危ない考え方です。

 

下手すると、納税資金がなくなります。

 

 

税金は儲けの約30%のため、いくら500万経費を増やしたところで、約350万くらいは税金が発生します。

 

その話をすると、『話がおかしくないか?』といわれますが、決しておかしな話ではありません。

 

 

500万円の税金が発生するということは、利益は500万円÷30%=1,660万円となります。

 

 

そして、500万円の経費を増やした場合利益は1,660万円-500万円=1,160万となり、30%の税率をかけると348万円の税金が発生します。

 

つまり、500万円を使ったのに、税金は152万円しか減少せず、しかも500万円はつかっているのですから、実質的には、

 

500万円+348万円=848万円 が支出されます。

 

その500万円の経費が本当に必要なものでしたらいいのですが、あまり必要のない支出だとすれば、余計な支出をせず、素直に税金500万円を支払ったほうが手元にお金が残ることになります。

 

この仕組みをよく理解して節税を考えないと大変なことになります。

 

節税は、無理をしてはいけません。特に、保険等など一定期間支払が発生するものについては、無理な計画を行うと、途中で支払うことが出来ず、節税どころか手元にお金が返ってこなくなり、逆に損をしてしまう可能性もあります。

 

無理のない範囲で、あとはなにをするかということを検討することになります。

 

それでは次回から、主なケースごとにお話ししていこうかと思います。

 

それではまた!

 

 

 

 

自分自身への説得

みなさんこんにちは。

みなさんはお盆はどのように過ごしましたか?

 

 

今回は、私が愛読している松下幸之助 著 『人を活かす経営』をご紹介したいと思います。

私の中では、この本が一番自分に合っており、購入してから10年ほど経ちますが、今でも何かあれば読み返しています。

経営塾としていままで自分の考えなどをお話ししてきましたが、その根幹となっている部分がこの本からきているものが多いです。

その中でも今回は、 『自分自身への説得~「運が強い」と信じさせる~』をお話ししたいと思います。


 


説得というのは、他人に対するものばかりとは限らない。自分自身に対して説得することが必要な場合もある。自分の心を励まして、勇気をふるいおこさなければならない場合もあろうし、また自分の心をおさえて、辛抱しなければならない場合もあろう。いろいろな場合があろうと思う。そうした際には、自分自身への説得が必要になってくるわけである自分自身であれこれ考え、自問自答を繰り返し、そうして自分で納得できる考え方、自分なりに割り切れる考え方、適切な考え方というものをさがし出し、それでよしとする。


私がこれまで自分自身への説得をいろいろしてきた中で、今でも大切ではないかと思うことの一つは、自分は運が強いと自分に言い聞かせることである。本当は強いか弱いかわからない。しかし、それを強いと考える。自分自身を説得して、強いと信じさせるのである。そういうことが、私は非常に大事ではないかと思う。私自身相信じてきたのである。

 客観的に見た場合、私のこれまでの歩みのすべての面において私は運が強かったとはいえないと思う。というのは、たとえば、私は家庭の事情で、小学校すら満足にいっていない。途中で退学して丁稚奉公に出た。丁稚奉公では、朝早くから夜遅くまで、雑巾がけや子守や、店の仕事の手伝いに追い回された。同じ年頃の子供が学校へ通っている間、私はそういう生活をつづけたのである。

 そういう姿は、これは恵まれていたとはいえない。運が強い姿だとはいえないと思う。むしろ、運に恵まれていない姿であったともいえるわけである。

 けれども、私自身は、自分の運というものについて、自分の運は強いというように考えてきた。それはどうしてかというと、そのきっかけがあったのである。

(中略)

 事故だけではない。病気もある。大阪電灯につとめていた二十歳のとき、結核の初期だという肺尖カタルにかかった。当時、結核にかかった人は10人のうち8人までが助からなかった。だから、結核にかかったということは、まず助からないということに等しい。私の2人の兄も、ともに肺の病気ですでにこの世を去っていた。だから私は、死の宣告を受けたような気持ちであった。

 ところが、当時の私の境遇は、病気にかかったからといって療養していられるような状況ではなかった。それで、やむなく、死ぬなら死ねというくらいの気持ちで仕事をつづけた。休み休み仕事をつづけた。そうしているうちに、不思議と病気はそれ以上悪くならず、何とか生き続けることができた。これも運が強いと言えば強い。死んで当然というような姿であったが、死ななかった。死ぬはずのところが死なない。これは、自分は運が強いぞ、ということを私は考えたのである。

 これは、逆の見方をもできるわけである。(中略)病気にかかったのも運が悪い。自分はそういうように運が悪いのだ。このように逆の見方もできる。世間には、こういう見方をする姿も少なくないのではあるまいか。

 しかし、私は、そういう見方はとらなかった。むしろ運が強いのだ、自分は死ぬような場合でも死なないほどの強い運をもっているのだ。というように考えた。これは自分自身への説得である。だから小さいころの丁稚奉公にしても、そのなかでいろいろと実世間のこと、商売のことを学ぶことが出来た。それが、自分で独立して商売を始めてからもずいぶん役に立った。こういう見方をすれば、運が強かったともいえよう。そして、私はそのように信じたわけである。そう信じることができれば、心の中に非常に強い支えができてくる。

 仕事の上でも何でも、何か困難な問題に直面しても、自分は運が強いのだから、これは何とか乗り切れるだろう、さらに良い状態を生み出すことができるだろう、というような信念というか、自信というか、強い考え方が生まれてきたのである。そして、そうしたものがあったおかげで、様々な困難にも心乱すこともなく、勇気がくじけることもなく、何とか今日まで歩んでこられたわけである。

>~松下幸之助 著 『人を活かす経営』より抜粋~

 


 

私は、この部分を読んで、すごく腑に落ちるというか、自分の中で確信したことがあります。

それは、物事をネガティブにとらえればマイナスに作用し、ポジティブにとらえればプラスに作用するのだということです。

それは、実際に起きた事情からマイナス・プラスを判断するのではなく、その事情を自分の中に取り込んだ際に、自分がどう思うかで、同じ事情でもマイナスにもプラスにも作業するということです。

 

私も、いままで数々の失敗や、正直自分ではどうすることもできないような出来事に遭遇されたこともあります。だけど、その事情で、私は死んでいません。(笑)

 

窮地に立たされることはあっても、こうして生きています。

 

仕事もできています。

 

それだけで私は運がつよいというか、幸せと感じています。

 

上を見ればきりがありません。

 

自分よりも素晴らしい人生や境遇を経験している人もたくさんいると思います。

 

だけど、それを比べるのではなく、自分を説得というか、自分の幸せは他人と比較するのではなく、自分自身で決めることと思うようにしています。

 

そうすれば、ほとんどのことは、心を落ち着かせて物事に向かうことができます。

 

なかなかうまく行かないことがあったり、他人と比べて落ち込んでいることがあった時にはぜひ思い出していただければと思います。

 

それではまた。                             

 

 

 

 

 

 

 

 

夏季休暇のご案内

当事務所は

平成29年8月11日から8月15日まで

夏季休暇とさせていただきます。

 

 

 

それでは、今年半年分のうちの猫特集をしたいと思います!

 

2階の隙間からこんにちは!

 

ぼくここから出たくないです(´ω`*)

 

   

うちのスフィンクス(その1)       うちのスフィンクス(その2)

      

   いい感じに撮れましたので2枚載せました

 

 

 

 

 

ある日のこと事務所へ足を踏み入れた時、ソファの下から何かを感じました

拡大してみましょう!

 

…あの…何をしているのですか?

 

 

加茂水族館のアザラシを見て行きました。

 

 

 

あれなんか既視感が…

 

 

 

 

 

 

          

 

あ!これだ!比較してみましょう

…似すぎでしょ( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

 

福利厚生について

みなさんこんにちは

 

最近は天気が大荒れのニュースが毎日流れてますね

 

米沢も例外なく先日土砂災害警戒情報のエリアメールが来ました

 

しかし 外はなんと星空が見えるほど天気が良く、雨が降る気配がありません

 

 

どうやら米沢でも高畠よりのほうで大雨が降ったようです

 

しかし、10キロほどしか離れていないのに、片方は快晴で、もう片方は大雨…

 

はたして、今後の日本の天気は大丈夫かと心配になりました

 

 


 

さて今回は、福利厚生のお話しをしたいと思います。

 

税務上福利厚生費として認められるポイントがいくつかあります。

 

そこで、主な例として船舶・保養所、社員旅行、永年勤続表彰などについてみてみましょう。

 

福利厚生制度の税務上の取扱い区分表

 

じつは、福利厚生費は税務上、直接的に定義されてはいません。

 

したがって福利厚生費となるかどうかを判定するには、表を見ていただくとわかるように、『交際費』や『給与』に該当しないと判断されるかどうかで決まります。

 

 

どちらにも該当しないとなった場合のみ、福利厚生費として取り扱われることになります。

 

また、多くの判断基準において数値や金額基準が明確になっていないことがありますので、多額の福利厚生費が発生する場合には事前に専門家と福利厚生制度の社内規定をつくるなどして準備・検討しておくことが必要です。

 

 

表彰制度の賞品に旅行をプレゼントしたいという案もあると思います。

 

旅行だと、ツアーでは喜ばれないことが多いので、旅行券などで自由に選ばせようということになりがちです。

 

その場合は、表彰者に、事前に旅行計画書を、実施後に旅行日、旅行先、旅行会社への支払金額のわかる資料を提出してもらいます。

 

これらがあれば課税しなくてもよいことになっています。

 

ただし旅行券の支給額より実際の旅行代金が少なかった場合、残余部分は給与課税される可能性があります。

ご注意ください。

 

※ 国税庁の常識の範囲内とされる旅行券の支給額はつぎのとおりです。

満25年勤続者 10万円相当

  満35年勤続者 20万円相当

 

原則として、現金や金券の支給は給与扱いになりますので注意が必要です。

 

それではまた!

 

 

 

 

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