長澤修司税理士事務所

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平成28年分の民間給与実態統計調査

みなさんこんにちは

 

最近ゴルフの練習をはじめました

 

独立してからは、封印していたのですが、11月にゴルフに誘われたので再開しました

 

正直、少しはできると思ったのですが、全くできなくなっていました

 

なんというか、球が当たらないんです

 

初めて、ドライバーのヘッドを凹ませました(割れていないので使っていますが…)

 

自分はそれ以上に凹みました

 

そこから少しずつ調子は戻ったのですが、まだまだです

 

これから暇を見つけては練習したいと思います

 


 

 

さて今回は、9月23日に国税庁から発表された、平成28年分の民間給与実態調査の結果を記載したいと思います。

 

 

 

 

 

まず東京と山形では地域差があるので、全国平均は参考程度となります。

 

それにしても、40~50代の男性が650万円が平均とは…ちょっと地元では考えられない数字ですね。

 

女性と男性の格差も気になりましたね。

 

もっとも、女性の場合はあえて収入を抑えている方もいますので、平均すると下がるのかなとも考えられますね。

 

なにかの話のきっかけとして見ていただければと思います。

 

それではまた!

 

 

 

社宅の有効性について考える

みなさんこんにちは

 

涼しくなってスポーツを楽しむ季節になりましたね

 

私も今年から自転車をはじめまして、初めて自転車イベントに行ってまいりました

 

9月に高畠町でグル麺ライドという自転車イベントに参加しました

 

一日かけて、高畠から七ヶ宿を自転車で走るというものです(速さを競うものでないためゆっくり走ります)

 

距離は、65キロと135キロの2種類ありましたが、初めてのため65キロをエントリーしました

 

大勢の人と一緒に走る機会がなかったため、初めは緊張しましたが、とても楽しかったです(最初の緊張のせいで途中から足がつってしまいましたが…)みなさん凄く速くてびっくりしました

 

来年は距離の長い135キロコースにエントリーできるようにトレーニングしようと決意したところでした

 


さて今回は、社宅についてお話ししたと思います。

 

通常社員や経営者で賃貸住宅に住んでいる場合、最も多いパターンは、自分で契約を行って、会社から住宅手当が支給されるというやり方ではないでしょうか。

 

例:家賃6万円の一人暮らしの社員の場合(社会保険は外して考えます)

となります。

 

住宅手当は所得税の対象となる為、半分補助してもらっていたとしても、実質的には若干の所得税が引かれています。

 

では、どうするかというと、この家賃を会社で契約し、社員からはその半分を徴収するというやり方にしてみましょう!

 

なんと、手取りで1,140円の差額が出ました。

 

年額では13,680円です。会社では、給与が30万なのか、給与27万に社宅負担(6万-3万)3万合計30万と、損益では同じになり、損得がありません。

 

デメリットとすれば、社宅の管理を会社で行う、社員側は引越しの選択がある程度拘束されるといったところでしょうか。

 

しかし、会社としても経費を増やさずに社員の手取りを増やすことができるため、有効な手立てではないでしょうか。

 

賃貸住宅の場合は家賃の半分まで会社が負担してもよいこととされています。(それ以上は給与扱い)

 

それでは、自社所有社宅ではどうなるでしょうか。

 

その場合には、以下の算定により計算します。

 

 使用人の場合 

1月当たりの家賃→①~③の合計額

①その年度の建物の固定資産税の課税標準額×0.2%

②12円×建物の総床面積÷3.3

③その年度の敷地の固定資産税の課税標準額×0.22%

 

 役員の場合 

(1)小規模な住宅(木造40坪、非木造30坪以下の住宅。マンションの共有部分も含みます)

1月当たりの家賃→①~③の合計額

①その年度の建物の固定資産税の課税標準額×0.2%

②12円×建物の総床面積÷3.3

③その年度の敷地の固定資産税の課税標準額×0.22%

 

 

(2)小規模な住宅以外の住宅

1月当たりの家賃→つぎの①と②の合計額の12分の1

①その年度の建物の固定資産税の課税標準額×12%(非木造の場合は10%)

②その年度の敷地の湖底資産税の課税標準額×6%

 

会社で社宅を建設する場合、住宅部分は減価償却分が経費になり、上記で計算した分が収入になります。

 

小規模な住宅の範囲内で住宅を建築すれば会社の経費を増やすことができ、節税としても利用することが出来ます。

 

 

ただし、個人で建設するわけではないので住宅ローン控除は受けられません。

 

また、小規模な住宅と認められない場合には家賃負担額は大きくなりますので、注意が必要です。

 

それではまた!

 

 

 

 

信頼することの価値

みなさんこんにちは。先週の更新を休んでしまい申し訳ございませんでした

 

先週は、胃腸炎にかかっていたようで、外仕事はこなしたのですが、事務所内の仕事はなかなか取り組める状況ではありませんでした 

 

久しぶりに胃腸炎になりましたが、なかなかしんどかったですね
みなさまもお気をつけていただければと思います(ちなみに、今は復活しています)

 

さて今回は、以前ご紹介した松下幸之助著『人を生かす経営』より、また抜粋して考え方についてご紹介していきたいと思います。

 


信頼することの価値

会社や商店などにおいて、人を本当に活かすというか、その人のよさを十分に発揮して働いてもらうために大切なことはいろいろあろうが、一つにはやはりその人を信頼することが非常に大切ではないかと思う。
人は信頼されているとなれば働きやすい。

疑いの目で、じっと監視されながら働くというのでは、これはだれしも十分に力を発揮できにくいであろう。
やはり、信頼され、まかされて仕事を進めていく、という姿においてこそ、伸び伸びと自分の力を発揮してよき成果をあげていくこともできるのである。

ところが、われわれ人間というものは、なかなか容易には他人を信じないという面がある。

そこに一つの問題があるのではないだろうか。
松下電器が最初に制作した品物に、アタッチメントプラグという電気器具がある。

この製品は非常に評判の良い、よく売れた物であった。

だから、この製品を作り始めてからは、仕事が非常に忙しく、初めて人を4,5人、雇い入れたのであった。

それまでは、私の身内3人だけでやっていたけれども、手が回らなくなったので、外の人を雇ったのである。
そこで一つの問題がおこった。

そこは何かというと、製品の原材料である煉物の製法の秘密をどうするか、ということである。

製法の秘密というと、いささかオーバーな感じもするが、今日の企業に技術上の秘密があるように、当時の煉物の製法は、各工場とも秘密にしていた。

いわば企業秘密ともいえる。

その煉物の製法は、各工場とも秘密にしていた。

                 ~ 中略 ~
私はいろいろ考えた。

考えた結果、一つの結論を出した。

つまり、思い切って製法を身内だけの秘密にするのはやめる。

雇い入れた人たちにも適宜教えていく。

今日入った人でも教える。

そして、その人たちにも煉物の製造を担当してもらう。このようにした。

そういうようにした結果、なんとなく工場の雰囲気がより明るくなった。

また、製造を担当する人たちも今まで以上に生き生きと仕事を進めてくれるようになった。結果はよかったわけである。
ところが、世の中というものはわからない。

人の見方はさまざまである

世間一般の常識的な考え方もまた根強いものがある。

この私のやり方について、ある同業者が忠告してくれた。
『松下さんのやり方はまことに危険だ。きょう入った人にまで製法を教えるということは、それはもう技術の秘密を公開するようなものだ。そうすると、同業者もふるえかねない。お互い同業者のマイナスにもなり、松下工場にもマイナスになるのではないか』と、こう言う。

              ~   中略   ~

『ご忠告はありがたい。しかし、そういう心配はないと思う。というのはこの製法が秘密であることは従業員も知っている。他にもらせば工場のマイナスになることはわかっている。

だから、それを教えてもらっても、他に漏らすようなことはないと思う。
それよりも大切なことは、お互いの信頼である。

私は従業員を信頼して製法を教えている。

だから、従業員もその信頼にこたえて、秘密を守り、また大いに頑張ってくれていると思う。

実際、みんな本当に一生懸命に働いてくれているのだ』


この私の話を聞いて、その同業者が十分納得してくれたかどうか、それはわからない。半分は納得してくれても、あとの半分はなお納得できない、といった顔であったような気もする。
話はこれだけのことである。

しかし、問題は製法の秘密それ自体をどうするかということではない。

要は、従業員を信頼するということである。

つまり、例外はあろうが、たいていの人間は、信頼されれば裏切らない。

だから、信頼すること自体が、知らず知らず、従業員を従業員としての好ましい姿にするというか、あるべき姿勢をとらせていくのである。

そしてそれが、人間としての一つの尊い姿でもあるのではないだろうか。


 

このお話しは著書の一番最初の事項です。

つまり、『人を活かす経営』の根幹の部分であると思います。

 

『人を信頼する』言葉で言えば単純なものですが、実際には難しい問題でもあります。

 

自分も信頼していた人に裏切られたことはあります。

 

だけど、裏切られたから人を信じないではなく、基本は信頼するようにしなければならないと思います。

 

相手から信頼されるには、まずは自分自身が信頼に値する行動や考え方をもたなければなりません。

それには、相手を思いやることが一番重要と考えます。

自分本位では間違いなく、相手からは信頼されません。

相手を思いやることにより、相手も自分に対して思いやりを持っていただける→信頼関係ができる。という流れが理想です。

松下幸之助氏も、社員に「自分を信頼しなさい」ではなく、「私は社員を信頼しています」という思いで行動し、それが社員へ伝わり「私たちも社長を信頼する」という流れになってうまく行ったのではないでしょうか。

 

信頼関係を築くには、まずは自分から相手を信頼し、思いやる。ここがスタートラインではないでしょうか。

 

 

 

それではまた!                              

 

 

 

 

 

人柄とは、

みなさんこんにちは 

 

突然ですが、先日車を買い替えましたいや…まだ納車されてはいないんですが(笑)

 

今乗っているFITが12万キロ近く乗っていること、妻の父が運転している車が限界だったため、FITを義父に譲り、私が新車を購入するという形になりました

 

 

納車は9月の下旬を予定していまして、準備が出来次第HPも変えていこうかと思います

 

かなり思い切ったカラーリングの車です

 

恐らく県内では数台、下手すると自分以外は乗らないかもしれない車となっております

 

 

HP更新の際にまた、詳しくお話ししたいと思います

 

 


今回は、人柄とはなにかということをお話ししたいと思います。

 

皆さんも経験があると思いますが、初めてあった人に『ああ、この人は雰囲気がいいな』と感じたり、逆に『この人はちょっと自分には合わないな』と思ったことはありませんか?

 

仕事をする中で、第一印象というのは非常に大切なことです。

 

これからの仕事がうまくいくかどうかは、第一印象で決まる部分も多いです。

 

 

 

人柄の中には、『モラルがある』とか『家柄が良い』とか、知識や外部要素などもあります。

 

しかし、それは本当に一部分で、少し言葉遣いが…でも、一生懸命に伝えたいという気持ちは伝わります。

 

私は、その気持ちの部分を大切に見ています。

 

自分でいうのもなんですが、私は比較的第一印象はよく見られるようです。

 

 

以前そのお話を聞いたときに、その相手の方から言われたことがあります。

 

 

『先生は雰囲気がいいですよ。すべて前向きにとらえているし、何かいいオーラが出てるというか…。』

 

 

…書いておきながら、こういうのを自分で書くとなんか変ですね(笑)。

 

 

でも、皆さんにお伝えしたいのはこういうことなのです。

 

私自身、今のところ経営について、うまく行っていると感じています。

 

それは、この『雰囲気』がいいので、比較的最初からお客様と打ち解けることが出来ているからだと思います。

 

たまに、タガが外れてうまく行かないこともあります。(その時は妻に『また…ちょっとは自制しなさい』と叱られています。)

 

あらためて考えてみますと、私は基本、過去をどうのこうのと考えないようにしています。

 

 

以前話したように、後ろ向きの考えや言葉を出すと、どうしても、それが表に出るからです。

 

 

結局は、常日頃ネガティブな考えや言葉を発している人は、雰囲気もそのネガティブなオーラを発します。その逆も然りです。

 

だから、思いや言葉は前向きな言葉に置き換えるよう心がけています。

 

うまく行かない → 『どうしてダメなんだろう』ではなく

 

 

→ 『うまく行かないのは、何か原因があって、それを知る為にこれが起きた。じゃあ、次はきっとうまく行く。』

 

 

というような感じです。

 

 

不思議なもので、そういう考えや言葉を発していると、その人から出るオーラがやさしくなり、人間関係がうまくいくようです。

 

 

これは、一個人だけではなく、会社も同じことが言えます。

 

会社の中で、ネガティブな言葉や態度をすると、そのネガティブな言葉などを聞いていないお客様でもお店に入った瞬間にその空気が分かります。

 

 

私もこの職業柄いろいろなお客様を見てきました。

 

そして、身に付いたことは、ほぼ事務所やお店の入り口の雰囲気で、会社がうまくいっているのかわかります。

 

皆さんも、きっとわかると思います。

 

特に飲食店や小売店はその雰囲気が会社経営に直結します。

 

値段が安い、味がうまい。

 

それでお店も決めることもありますが、なによりもそのお店の雰囲気。

 

特に接客がカギを握っています。

 

その第一歩として、お店の空気を大切にしなければなりません。

 

どうでしょうか、経営者自らネガティブなオーラを出していませんか。

 

お店の空気はレイアウトで決まるものではありません。

 

そこで働いているスタッフ(経営者も含む)の雰囲気です。

 

もし、最近お店の売上がいまいちだなと感じているとすれば、ここが原因かもしれません。

 

それではまた!                            

基本的な節税の考え方 ②

みなさんこんにちは

 

最近は秋めいて来ていますね

 

涼しくなったことはいいのですが、寒暖の差が激しいせいか、鼻の調子がちょっとおかしい今日この頃です

 

皆さんも体調はお気を付けください 

 

 

 


さて、今回は、節税のお話しの続きをお話しします。

 

今回は、 節税の種類 についてお話ししたいと思います

 

一言で節税といっても、会社の特色により、その方法はいろいろあります。

 

一般的なものもあれば、少し特殊なケースのものもあります。

 

まずは、一般的なものから話を進めてみようかと思います。

 

 

まずは、やっぱり一番の節税というか会社と個人のバランスを考えると、役員報酬の改定から考えるのが一番だと思います。

 

 

役員報酬の金額を決めるうえで、私が考える優先順位は

 

 

① 経営者やその家族が生活するうえで必要な金額がいくらから逆算する。(貯金額も含める)

 

② ①の金額を支給しても会社の経営が悪化しない(赤字にならない)かどうか
③ ②で問題がなければ、①の金額を社長及び家族で役員になっている人がいればその金額をどのように分配するか決める。

 

といった順序で進めていきます。

 

 

①については、プライベートの部分も入ってきますので、お客様にまずはお聞きします。

 

②は①の金額を予算額(前期実績など)に合わせ会社と個人のバランスを考えます。
※ 私はここで、会社は税引前利益800万円以下、役員報酬は一人当たり1000万円を超えないところでバランスを考えます。

 

なぜその金額というと、法人に関しては、法人税は所得が800万円以下であれば、税率が低くなるためです。

 

また、役員報酬は所得税が課されますが、所得税は累進課税といって、所得金額が大きくなればなるほど税金が大きくなります。

 

そして、法人税と所得税の分岐点といわれるのが約1000万円となります。

 

そのため、仮に役員報酬を1000万円支給しても、法人の所得が800万円を超える場合には、役員報酬以外の方法で節税を考えるという流れを中心に考えていきます。

 

ただし、法人の所得については、毎期800万前後の利益を出した場合、株価の時価がどんどん上がることになる為、現実的には、会社の利益は100万~200万となるように決算時に来期の予算を立てて、もし、それを超える利益が出る場合には、倒産防止共済や生命保険等を利用して利益を抑えるということになります。

 

節税について考えるときに一番大切なことは、予算をしっかりと立てて、まずはそれに沿った経営ができるかということです。

 

予算を立てることにより、目標が数値化され、イメージしやすくなります。

 

そして、現実と予算を毎月チェックしていくことによって経営が安定していきます。

 
私は節税とは、『税金を安くする』という考えではなく、『経営を安定させるための手段』と考えています。

 

単に、その瞬間儲けたかどうかではなく、10年後20年後と会社が継続できるために保険等を使って積み立てをするという考え方です。

 

役員報酬も個人へ財産を移譲し、万が一の時は会社のために使えるように貯蓄していただくと考えています。

 

なので、報酬が増えたらといって全部使い切るような生活をしてはダメですよ!(ほとんどの経営者はそんなことを言わなくてもしっかりリスク管理していらっしゃるので、言ったこともありませんが…(笑))

 

 

それではまた!

 

 

 

 

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