人間として「正しい考え方」を持つ
みなさんこんにちは
8月から入社しました大塚と申します これからどうぞよろしくお願いします
入社して1ヶ月たち..日々たくさんの学びそして収穫のある、充実した毎日を送っております
あっという間に夏も終わり涼しくなるかと思いきや、まだまだ厳しい暑さが残っており、朝晩と日中との寒暖の差で体調を崩さないようにみなさんもお気を付けください
さて今回は稲盛和夫 著『働き方』についてご紹介したいと思います。
読み終わった後に、私はハっとしてしまいました。
自分はこれまで仕事をするにあたり、そのようなことを考えながら仕事をしていたのか…。
前職は製造業で働いていましたが、毎日依頼のきた仕事を期日までに終わらせ、時間になったら作業をやめ帰宅し、また次の日出勤し仕事をして…という流れ作業のような毎日でした。
そのような中で稲盛和夫さんのような考え方を持っていた訳でもなく、与えられた仕事をたんたんとこなせばいいんだなと仕事に対してそんなに深く考えずにいました。
新たにこの会社に入社し毎日覚えること、学ぶことがたくさんある今、この正しい「考え方」を持ち、強い「熱意」で誰にも負けない努力を払い、持てる「能力」を最大限に活かし、仕事に真正面からあたるということの意味や大事さが身に染みて分かるような気がします。
今の仕事にあたり、今までとは全く違う分野で、知識も経験もないけど、稲盛和夫さんの言葉をお借りしてですが、常に前向きに明るい思いを抱いて仕事に取り組み、「足るを知る」心を持って努力を惜しまず、そして感謝の心を持ち続けていきたいと思います。
「無借金経営」にもいろいろな段階がある
みなさん、こんにちは
長らくHP更新が止まっていたこと大変申し訳ございません
体調を崩していたということではないのですが、とにかく毎日が忙しかったの一言でした
ここ1.2週間落ち着いたので、昨年の状況と比べてみました
いやはやおおよそ倍の仕事量になっているではありませんか
本当にありがたい話です
しかし、体が追いつきません ということで、現在スタッフ2名も入社し、4名体制で頑張っています
さて、今回は「無借金経営」ついてお話したいと思います。
日経トップリーダーを拝読していたら下記のような記事がありました。
~以下「日経トップリーダー 2019年8月」より抜粋~
「無借金経営を自慢する人がいるが、銀行は返済実績のないところには貸さない。無借金会社こそ倒産しやすく、(借入金もある)実質無借金が正しい」
こんな話をまことしやかに語る人がいますが、これは本当でしょうか?
結論から申し上げますと、全くの的外れです。
私は40年近く、3000社以上の中小企業を見てきました。
無借金会社(下表の1位)には後継者がいないために廃業した例はあっても、倒産したところは1社もありません。
倒産したのはいずれも借り入れ過多の会社か、支払手形を振り出している会社です。
銀行が貸さないのは資本不足の会社(下表の6位)。
借り入れで調達すべき仕入れなどの資金を支払手形や割引手形などで補うような会社です。
「無借金会社こそ倒産しやすい」と言う主張は論外ですし、「実質無借金が正しい」という意見には具体性がなく、目標値もありません。
実質無借金でも、自社にはいくら現預金や借入金があるのが適切なのかを知らなければ「借りられるときに、借りられるだけ借りる」という思考に陥ります。
すると、余分な借り入れをして、無駄な利息を払うようになるのです。
大切なのは具体的な目標と戦略を定めることです。私たちは、実質無借金を最初の目標として、それを達成したら少しずつ財務体質を改善して、無借金を目指します。
まず最低限の目標として自己資本比率30%とし、総資産に対する現預金の比率と、借入金など金融債務の比率も30%にすべきです(下表の3位)。
借入金と現預金が同額なので実質無借金です。自己資本比率が高くても現預金が少ないのは危険。
「バランスの取れた実質無借金」がいいのです。
本当の無借金を目指すのは自己資本比率が60%を超えてからです。
総資産に対する現預金の比率も60%超が最終目標です(下表の1位)。
これなら、すべての債務を現預金で返済しても手元に残ります。
財務体質改善とは「現預金>借入金」の状態にし、この差額を毎年増やし続けること。
差額が目標値に達したら借入金を返して無借金にします。
賢い社長は毎年コツコツと資金を増やし、自己資本比率を高めていきます。
20年、30年かけて無借金を実現し、10憶20億円の預金を持つ超優良会社もあります。
一昔前までは自分も借金はできるだけしない方がいいと考えていました。
でも実際に経営をするようになって感じたことは、ぎりぎりの資金繰りで経営をするとどうしても不安や新しいことをすることに躊躇してしまいます。
一番大切なのはバランスだと考えます。
無理をせず、銀行から借り入れできる場合は借り入れを行うことは、『悪』ではありません。
むしろ『最善策』と考えてください。
お金の心配がなくなれば思い切り仕事に集中できます。
もう一度、お金のことについて考えてみてはいかがでしょうか。
それではまた!
習慣化する
みなさんこんにちは
前々回の時に、花粉症の薬が効かないお話をしましたが、その後、もう一度病院へ行き、強めの薬をもらってきました。(薬剤師の先生曰く、重度の花粉症の人の鉄板処方とのこと)
眠くなる成分が入っているため、寝る前にのみ事が必須なのですが、1日1回のため、非常に楽ということで処方してもらったのですが、飲み始めて3日目くらいから、まったく花粉症の症状が出なくなりました
もう、今までは何だったのだろうというくらい快適に過ごしています
来年以降はずっとこの処方箋でいきたいと思います
さて、今回はドラッカー教授のお話しで『習慣化する』についてお話をしていきたいと思います。
これは、社員教育にも会社経営どちらにも非常に重要なお話しであると思います。
自分も、指導する立場として社員にしてほしいことややらなければならないことを『こうしてください』とか『今やらないと後でこうなります』と言って、その理由を添えて今やることの必要性を説いてお話をします。
すると、今までのことを改めて自分が言ったことを行う社員と、全くしない社員がおります。
間違いなく、行動しない社員は必ずその後問題を起こします。
自分はある程度その状況が見えていたので、『してほしい・やらなければならい』と言っていたのに、なぜ行動しないんだろうと不思議に思っていました。
この『習慣化する』を読んで、すごく納得しました。
ほとんどの方は、自分が『してほしい・やらなければならない』ことを説明すると、『分かりました』と言います。
でも、やらない…。つまり、ドラッカー教授の言葉を引用すると、『その必要性を真に理解していない』ということなのだと思います。
社員へ指導するとき『はい、わかりました』と言われますが、その『わかりました』は、
『言っている内容は分かりました。(でも、納得していないのでやりません)』
なのか
『その指導内容は自分に足りない部分だったことがわかりました(今後は指導内容にそって行動します。)』
で、意味が全く変わってきます。
行動に移さない方は、間違いなく前者の意味で『わかりました』を使っています。
この話は指導する立場の方はほぼ間違いなく経験していると思います。
ですので、解決方法としては、一度指導内容を説明したら、相手に『じゃあこれからどうしなければならない?』と投げかけて、答えさせることが必要です。
そうすれば、その答えが行動を改める内容であれば、本人が宣言したことになりますし、もし答えが違っていれば、正しい答えが出るように導けばいいと思います。
習慣化というのは、車の運転と同じと思います。
教習所では、アクセル・ブレーキ・ウインカーの出し方は常に意識して行ったと思います。
だけど2.3年くらい運転すれば、意識しなくても、体が勝手に動いて運転できるようになっています。
つまり、運転以外の行動でも同じことが言えます。
『意識して行動していれば』それば当たり前になり、『意識していなくても行動に移せる』ようになります。
逆に言えば、無意識に行動できるまで意識を行う必要があるといえます。
人は必ず癖というものがあります。
その癖が悪い影響を及ぼすものであれば、意識して直すほかありません。
しかも、癖は年数が経てば経つほど直りにくくなります。
だから、会社に入社したばかりが一番改善できる時期です。
そのことを踏まえて、社員教育を見直していただければと思います。
それではまた!
仕事に命をかける
みなさんこんにちは
新元号が「令和」になりましたね
昭和生まれの私としては「令和」という元号は「平成」となった時より、言いやすい元号だなと思いました
先日、税理士同士の情報交換会でいろいろな先生とお話しする機会がありました
その時に講演いただいた先生が、ある顧客から言われた話として『あなたたち税理士は数多くの顧客を持っていて、うちはその中の一会社だろうが、うちの会社では税理士はあなた一人しかいないことを理解してくれ。』ということがあったとお話しされました
…この言葉を聞いたとき、思わず『ハッ』としました
久しく忘れていたような気がします
傲りで仕事をしていないつもりではありましたが、でもどこかあったんだと思います
お客様の立場で物事を考えること…
改めて大切だと思いました
さて、今回はまたまた、松下幸之助著『社員心得帖』より、『仕事に命をかける。』をお話ししたいと思います。
近頃の若い人は、なにか『一生懸命』にすることはカッコ悪いみたいなイメージを持っている気がします。(偏見かもしれないですが…)
ユーチューバーという職業もでてきており、世の中で、楽しければいい。みたいな状況は本当に将来大丈夫かなと心配になってきてしまいます。(とはいっても、ユーチューバー自体は大変な職業だと思います。)
私は、楽しいということは、苦しみの先にあるものだと思っています。
楽して楽しいなんでことは絶対ありえません。
辛いことや大変なことがあったから成功したり、楽ができたりするものです。
もし、今まで命をかけて仕事をしたことがないときには、だまされたと思って一度思いっきり仕事をやってみてください。
周りの景色が違って見えると思います。
それではまた!
自分の働きと給与
みなさんこんにちは
花粉症の季節がやってまいりました
今年は例年以上にひどいです
去年服用していた薬が今年はないということで、別の薬を服用しているのですが、効きが悪くて辛いです
近々、また病院で別の薬を処方してもらおうと思います
さて今回は、『仕事』をテーマにしたお話し第2回目ということで、松下幸之助著『社員心得帖』より、『自分の働きと給料』をお話ししたいと思います。
前回の話もそうですが、今回の話も、言い方を間違えるとパワハラになる可能性があるので注意が必要なものです。(本当にこの風潮は何とかならないのかなとも思いますが…)
しかし、会社はボランティアではありません。商売です。
ですので、会社で仕事をするときは必ず利益を生まなくてはなりません。
経営者はもちろんそのことを念頭に経営を行っているのですが、これが社員となるとここまで意識を高く持って仕事をしている人ははたして何人いるでしょうか。
「時間通り来て時間通り帰れば給与がもらえる」なんて考えて仕事をしている社員がいれば、会社にとっては損失であるといえます。
自分の給与がどのように支払われているのかを理解していません。
『自分の給与分だけ仕事をすればいい』として考えていない人ばかりの会社は間違いなく倒産します。
会社の利益は次の図のようになっています。
一般社員でも、人件費は売上から原価・その他の費用が支出された残りのお金から捻出されるものであるという意識を持つべきだと思います。
その意識があれば、今回の松下氏が話をした内容が理解できるかと思います。
それではまた!