個人型確定拠出年金(iDeCo)を知ろう!(3回目)
みなさんこんにちは
先日、とあるファストフードにてフライドポテトとナゲットをドライブスルーで購入し、家でカミさんと二人で食べました
その時は、「おいしいね」といってお互い食べていたのですが・・・
その日の夜、2人とも
「うぅ…胃が…痛い…」と眠れないということがありました
もう年なのですね
ちょっとショックでした
確かに最近油ものを食べると胃がもたれる感じはしていたのですが、まさかここまでとは…
そこで、前からほしいと思っていた「ノンフライヤー」を購入しました
油いらずでから揚げなどが作れるアレです
いや本当に重宝しています
今後はノンフライヤーでポテトを揚げて食べようかと思います
胃もたれよサラバ!
さて今回は個人型確定拠出年金(以下、「iDeCo」とします)についての第3回目をお話ししようと思います。
さて前回は支払ったときの優遇についてお話ししましたが、貰う時も優遇措置が受けられます。
実際に受け取るということになった時に、受け取り方は大きく2つあります。
1つ目は、「一時金としてまとめて受け取る」
2つ目は、「年金形式で何年かにわたって受け取る」
というものです。
両者を組み合わせることもできます。
「一時金としてまとめて受け取る」場合には、退職所得控除という優遇制度を活用できます。
退職所得控除は本来、会社を退職するときに利用できる控除です。
勤続年数に応じて退職金を受け取るときにかかる所得税を軽減できます。
iDeCoで一時金をまとめて受け取る場合にも、これと同じ控除が利用できます。
こちらは、掛け金の支払年数に応じて、所得税を抑えることが出来るのです。
退職所得控除額の金額は「20年」ポイント。
払込年数20年以下と20年超では計算式が変わってしまいます。
20年を超えたほうが有利になるので、長期間iDeCoの掛け金を払い続けたほうがいいといえます。
また、「年金形式で何年かに渡って受け取る」場合は、公的年金などを含めた収入金額から「公的年金等控除」を差引いて、所得金額(雑所得)を計算します。
公的年金等控除は、年齢と年金の収入金額に応じて違いがあります。
支出についての優遇措置については以上になります。
次回、デメリット及びQ&Aを取り上げて最終回としたいと思います。
確定拠出年金の種類などの紹介もしようかと思ったのですが、ボリュームがありすぎて自分ではまとめきれそうもないので基本的な部分のみのご紹介といたしまします。
すみません!
それでは、また!
壁を乗り越える
みなさんこんにちは
先日、猫の『ごま』の具合が悪かったので、病院に行くことを決心しました
当日、『ごま』をなだめて、『おとなしく入るのだよ』と首を捕まえてカゴに入れようとしたら、急に暴れだし、おしっこはソファにひっかけ、私の左掌に深いひっかき傷を負わすという事件がありました
それ以来、もう一匹の『れん』と喧嘩ばかりしている『ごま』です
うーんさすが猫・・・何考えているかわかりません
さて今回は、先日思うところがあり、カミさんと昔話をしたときに、思い出したことがあったので、そのことをお話ししたいと思います。
試験勉強をしていたころ、さまざまな人と出会いがありました。
その中には、『今年はちょっと難しいから、来年受かるためにいま勉強している』とか、『来年から本格的に勉強しようと思う。』という人(以下、Aさんとします)がいました。
自分はその時にその人に聞いた時があります。
私 『どうして、今年やらないの』
A 『今年これから頑張っても無理だから』
私 『やってみなきゃわからなくない?』
A 『今年は仕事が忙しくてなかなか時間が取れなかったら、次はその反省を生かして勉強するからいいよ。』
私 『ふーん』
その後、Aさんは結局試験に合格することなく、試験勉強をあきらめてしまいました。
なぜAさんはうまくいかなかったのでしょうか。
今、やらなければいけなかったことをやらなかったからです
人は、つらいのが基本いやなので、できれば楽に楽に生きたいものです。
しかし、目の前に試練という壁が立ちふさがったときに、どういう行動をするかで、その人の人生は変わってくるものだと思います。
私も、基本ぐうたらな性格なので、お尻に火がつかないと行動に移さないことがあります(本当は直したいと思っています・・・)が、ここぞというときは、どんなことがあってもやり切っていました。
そうでないと、後で絶対後悔すると思ったからです。
『やらないで後悔するなら、やって後悔する。』
は仕事や勉強の時にいつも思っていることです。
私は、すべての人に平等に試練という壁が設定されていると思います。
そして、それを乗り越えるか、乗り越えなかったかで人生が分岐するのではないかと思っています。
壁を乗り越えずに脇道や回り道をするほうが、その時は楽です。
しかも、その瞬間では乗り越えた人と、乗り越えなかった人にはそれほど目に見える差はありません。
しかし、それを積み重ねることにより、気が付いたときには雲泥の差が出来ています。
こうなってしまってはもう、追いつくことさえできなくなってしまいます。
これを追いつくには相当な覚悟が必要です。何かを犠牲にしないと難しいかもしれません。
そうならならないためにも、こつこつと試練を乗り越えなければならないですね。
それでは また。
個人型確定拠出年金(iDeCo)について(2回目)
みなさんこんにちは
前々回雪下ろしのお話しをしたのですが、その時に右親指を痛めてしまい、日常生活に支障をきたしております
ほんと親指って大事なものだと実感しています
ほんと、何しても親指に痛みが走るんです
蓋を開けるとき、包丁で野菜を切るとき、本を取り出すとき、パソコンをかばんにしまう時、痛いんです
かれこれ2週間痛みと戦っております
早く治ってくれ
さて、前回の税務の続きである、個人型確定拠出年金(以下、「iDeCo」といいます。)の解説(2回目)をしたいと思います。
今回は、支払ったときに受けられる優遇措置についてです。
今年から、給与所得者も加入できるようになったということで、給与所得者が「iDeCo」の支出を行った場合で見ていきたいと思います。
確定申告時期でもあるので、給与所得者の税金計算のしくみから説明していきたいと思います。
給与所得は、1月1日から12月31日までに受け取った給与から、
①給与所得控除
②所得控除
を控除した金額に税額を乗じて所得税を計算します。
さらに、そこから、
①住宅ローン控除等
があればさらに差引き、残額を納めるという流れになっています。
(図解)給与所得者の所得税の計算方法
基本的には、会社で行う年末調整で上記の手続きを行うので確定申告を行う必要はありませんが、
「医療費控除」や「寄付金控除(ふるさと納税)」の適用を受けたいときは確定申告を行わなければなりません。
また、住宅ローン控除も初回のみ確定申告が必須になります。
ちなみに、医療費控除や寄付金控除は上記の所得控除に該当します。
(図解)所得控除の種類
今年から加入できる「iDeCo」は、この所得控除の中にある「小規模企業共済等掛金」に該当します。
生命保険料等と違い、「iDeCo」はその年に支払った金額全額が控除金額となります。
実際に減額になる税額は、控除額に税率を乗じた金額となります。
例えば、所得税の税率が20%と仮定した場合に、毎月1万円の「iDeCo」を支出していた場合には、
「小規模企業共済等掛金」の控除額 1万円×12月=12万円
減額となる税額 12万円×20%=2万4000円
となります。
「iDeCo」は将来年金等で自分に返ってくるお金です。
ということは、
毎年12万円を貯めつつ、2万4000円の税金を支払わなくても済むと考えることが出来ます。
年利で考えれば、20%が得をするとなります。非常に効果の高い貯蓄(節税)となります。
定期積金でお金を貯蓄するより断然この方法が有利だと思います。(途中で引き出しできないのである程度余裕が必要ですが・・・)
今回はここまで!
ではまた!
年初めに思ったこと【原理原則の大切さを考える】
みなさんこんにちは
毎日寒い日が続いていますねー
私は冬でも毛布1枚と布団で寝ているのですが、やはり、冷えるときは冷えますね
そんな時いつもお世話になっているのが、猫!です
猫も寒いんでしょうね
夜中に布団に入ってくるんです
これがものすごく温かい
猫は人間より若干体温が高いため、湯たんぽ替わりには最高です
猫のお気に入りの場所は左わきの下みたいです
何かに挟まれていたいみたいで、腕にすぽっと挟まって寝ています
うーん快適
さて今回は、仕事で大切に思っていることをお話ししたいと思います。
今回お話しする内容は仕事だけではなくすべてに当てはまることだと思います。
その内容とは、『原理原則に基づく』です。
わかりやすく言いますと、『当たり前のことを当たり前にやる』ということです。
よく『経営でうまくいくためにはどうしたらいいのか』という話をする機会があるのですが、私は第一にこのお話をさせていただいています。
この『当たり前のことを当たり前にやる』とはどういうことかといいますと、
①会社のルールを作り、守る
②公私混同しない
など、『そりゃそうだ』という、基本的なことを指します。
が、これがなかなかすべて行うことは実は難しかったりするものです。
まして、経営者や意思決定の権限があるとどうしても、無意識に自分本位になってしまうものです。
例えば、『朝礼に社員全員が参加する』という会社のルールがあるとします。
通常の社員が朝礼に出なければ叱責されます。
でも、社長が参加しないことはよくあると思います。
さらに、社長は叱責されませんから、許されているように見えます。
しかし、それでいいのでしょうか?
『朝礼に社員全員が参加する』ことは、社長が最終的に決めたことだと思います。
それを自分が守らないのは、本来ならば許してはいけないものです。
こういったことが積み重なることで、『どうせ、社長が守らないのにどうして自分たちがやらなきゃならいの?』という気持ちになっていくんですね。
それが続くと、会社内のルールがあってもないような状態になってしまいます。
こうなる前に対応しなくてはなりません。
本屋さんなどで、経営の本や成功者の本などいくつも並んでいると思います。
私も読んでいますが、中には凄く崇高なことが書かれていたり、哲学的なものがあったりします。
でも、実際にはそのようなことを実行することはなく、『当たり前のことを当たり前に』を意識して事に当たれば、だいたいのことはうまくいきます。
うまくいかなかったときに思い返してみると、原因はやるべきことをやっていないことがほとんどです。
難しく考えずに、『当たり前のことを当たり前にやる』を心がけて行動してみてください。
きっとうまくいきます。
自分も、年初めに気を引き締めてもう一度初心に帰ってこの気持ちをもって仕事に励んでいこうと思います。
それではまた!
個人型確定拠出年金を知ろう!(1回目)
みなさんこんにちは
先日、大雪が降ったので、屋根の雪下ろしをしました
私の家は他のところよりも雪が積もりやすいため、1メートル以上屋根に積もっていました
雪下ろしは本当に重労働です
2日に分けて行ったのですが、翌日から筋肉痛でバリバリです
日ごろ使っていないところが痛くて、大変でした
まだ、雪が続くようですが、今年はもう雪下ろしをしたくないので、降らないよう祈っております
さて、今回は個人型確定拠出年金についてお話ししたいと思います。
従来は『401K(確定拠出年金)』と言われているものですが、個人型確定拠出年金については、『iDeCo(イデコ)』という愛称がつきました。
そのため、今後は『401K』より『iDeCo』という言葉がニュース等で報じられると思います。
正直自分はこの確定拠出年金というものの仕組みが分かりませんでした。
言葉は聞いたことはありましたが、自営業や、大企業が行うものという認識でしたので、しくみを学ぼうとしませんでした。
しかし2017年1月より厚生年金等に加入しているサラリーマンや、専業主婦も加入することが出来るようになり、だれでも加入できる状態になったことをニュースで知りました。
そこで、本格的に調べてみると、うまく使えば上手に節税や貯蓄ができるものでしたので、皆様にお伝えしたいと思いました。
確定拠出年金には、企業型と個人型と2種類ありますが、ここでは個人型を中心にお話ししたいと思います。
かなりボリュームが多くなる予定なので、何度かに分けてお話ししたいと思います。
1. 年金制度の基本
国から毎年一定のお金(年金)をもらえる制度を公的年金制度といいます。
それに加えて公的年金に上乗せできる年金(私的年金)があり、この代表が『確定拠出年金』です。
図にすると以下のようになります。
公的年金のタイプ一覧
2.確定拠出年金のメリット
確定拠出年金は、老後の御金を貯めるのにとても有効です。
この制度の特長は、加入者の運用成績次第で将来の受取額が変わるところです。
公的年金は将来の受取額はある程度確定していますが、確定拠出年金の場合は確定しているのは毎月の掛け金のみです。
確定拠出年金は運用生成が良ければ将来の受取額が増えるほか、掛け金による節税効果や利益・受取時の税制優遇を受けられたりするなど、様々なメリットがあります。
(図解)
詳しい、説明は次回にお話ししたいと思います。
それではまた!