長澤修司税理士事務所

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基本的な節税の考え方 ①

みなさんこんにちは

 

お盆も過ぎてどことなく秋めいてきているような気がしている長澤です

 

今年の夏は比較的涼しかったですね

 

今年は非常に暑くなると春先に言われていましたけど、なんだったんでしょうか

 

冬の雪もそうですが、まあ予想は当たりませんね

 

まだまだ予測は難しいのですね

 

でも、せめて1週間の予報は当たってほしいと思います

 

晴れるということで、予定を組んだら、2.3日後に急に雨になるとか…ほんと勘弁です

 

 

 


 

さて、今回は、節税のお話しをしたいと思います。

 

とはいっても難しい内容ではなく、自分で思っている節税の約束事をお話ししたいと思います。

 

 

経営をしていくうえで、うまく行けば行くほど大きくなる問題。

 

それは、やはり税金だと思います。

 

ある程度税金は払わないといけませんが、それでもなるべくなら税金を払わない方法がないかと相談をいただきます。

 

 

私は、節税に関するご相談をいただいたときに、お客様にはいくつか質問をさせていただいています。

 

 

その上で、その人に最も適している方法をお話ししています。節税といっても、その方法はいろいろあります。

 

 

そして、すべての節税策に共通するものがあります。

 

それは、資産を会社から消滅させる(外に出す)ことです。

 

または、お金から機械等にかわる設備投資です。

 

 

 

不動産を多数所有している場合以外は、資産というものはお金になります。

 

 

つまり、お金を使わないと節税できないです。

 

 

お金は会社に残して、節税できないかという相談を受けることがありますが、これは断言します。

 

 

『ないです』

 

また、

 

『税金が500万かかるんだったら、500万の経費を作って税金をはらわないようにしたい!』

 

という考えになる方もいます。

 

 

これは、非常に危ない考え方です。

 

下手すると、納税資金がなくなります。

 

 

税金は儲けの約30%のため、いくら500万経費を増やしたところで、約350万くらいは税金が発生します。

 

その話をすると、『話がおかしくないか?』といわれますが、決しておかしな話ではありません。

 

 

500万円の税金が発生するということは、利益は500万円÷30%=1,660万円となります。

 

 

そして、500万円の経費を増やした場合利益は1,660万円-500万円=1,160万となり、30%の税率をかけると348万円の税金が発生します。

 

つまり、500万円を使ったのに、税金は152万円しか減少せず、しかも500万円はつかっているのですから、実質的には、

 

500万円+348万円=848万円 が支出されます。

 

その500万円の経費が本当に必要なものでしたらいいのですが、あまり必要のない支出だとすれば、余計な支出をせず、素直に税金500万円を支払ったほうが手元にお金が残ることになります。

 

この仕組みをよく理解して節税を考えないと大変なことになります。

 

節税は、無理をしてはいけません。特に、保険等など一定期間支払が発生するものについては、無理な計画を行うと、途中で支払うことが出来ず、節税どころか手元にお金が返ってこなくなり、逆に損をしてしまう可能性もあります。

 

無理のない範囲で、あとはなにをするかということを検討することになります。

 

それでは次回から、主なケースごとにお話ししていこうかと思います。

 

それではまた!

 

 

 

 

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