仕事塾 ~仕事をするときに大事なこと~ ①
先日のニュースで北海道の初雪を報道していました。もう雪の話が出てきましたね・・・ 🙁
ここ山形の米沢は豪雪地帯で、2年前の平成26年の時には雪が降りすぎて自宅前の道路(角地の片側)が1週間ほど通行できる状態ではありませんでした 😥
役所にその事を伝えると、『排雪(雪を別の場所に移動する事)するような道路幅じゃないので』と言われ、大変な思いをしました 👿
ああ、今年は雪に悩まされたくないなあ・・・
朝5時ごろ除雪車の音が聞こえてくると、憂鬱になるんです(豪雪地帯あるあるだと思います 😯 )
さて、今回は仕事をするときに大切なことをご紹介していきたいと思います。
仕事上、経営者の方とお話をさせていただくことが多く、毎回勉強させていただいておりますが、その時に経営者の多くの方から『仕事の取組みや考え方について、長澤さんはどう思うか。また、他の方はどうやっているかを教えてほしい』とご質問を受けております。
まだまだ勉強をしている身ではありますが、このご意見の回答ができるよう、このコラムにて月に1度くらいのペースでお話ししていきたいと思います。
第1回目ですので、経営者の悩みのタネの一つである『営業』の考え方をお話ししようかと思います。
これからお話することは、『正解』ということはありません。あくまで『考え方』です。
これを読んで『なるほど』と思えば実践していただき、『うーん』と思えば『そういう考えがあるのだな』でいいと思います。
大事なのは、いろいろな考えかたがあり、人それぞれということです。
これは、『営業』では非常に大切な考え方になります。
『営業』といえば、会社の商品やサービスをアピールし、顧客に購入や利用していただくよう働きかける業務になります。
商品やサービスは大変良いものであり、顧客にぜひ使ってくださいとアピールするわけですが、
すべての人がその商品やサービスをよい(当てはまる)と思ってはいないという事を忘れてはいけません。もしくは、『今は思ってはいない』ということです。
これは本当に難しいことなのですが、タイミングが悪ければ、いくら良い商品でも、『いらない』下手すれば『余計なもの』とさえ思われる可能性があります。
だから、まず『営業』の第一段階は『相手に知ってもらうこと』です。
知ってもらわないことには始まりません。
そこで、顧客から良いと判断されれば契約まで進むでしょうし、それ以外であれば契約しないということです。
極論を言っていますが、あまり乗り気でない方に強引に進めることはお勧めしません。
かなりの確率で将来トラブルを起こします。
知ってもらったうえで、契約に行かなかった場合、次は『覚えてもらう』ことです。
何かあった時に思い出す人『筆頭になること』が非常に大切だと思います。
最近では医療関係で『セカンドオピニオン』という言葉が聞かれます。
これは、かかりつけの主治医の先生とは別の先生から意見を聞くということです。
『何かあった時に意見を聞ける相手』というものは、どんな業種の経営者も必要と思っています。
その時には契約にいかないまでも、相談などを受けているうちに、あるきっかけで仕事を依頼されるということは多分に考えられます。
そういった相手先をどれくらい作るかということが非常に重要だと思います。
すぐに仕事につながらないから行かない・・・では将来仕事をいただける可能性は0%ですが、『何かあったら相談してください』と相手と関係を持ちさえすれば可能性は0%でなくなります。
仕事をもらえるのが来月なのか1年後なのか、何年後なのかわかりません。
しかし、一人でも多くの方に『覚えて』もらえさえすれば可能性は広がります。
そういう長い目で考えることが大切だと思います。
営業というものは精神的にタフでなければ続かない業務です。
特に飛び込み営業は、心に余裕がなければつらくて投げ出してしまいたくなります。
そのため、今は契約まで行かなくても知ってもらえればという余裕をもって行動していただければと思います。
ちょっと長くなってしまいましたが、ここまでとしたいと思います。ではまた。