現代の親子関係にみる、社員教育の在り方
みなさんこんにちは
先日安室奈美恵さんが引退しましたね
自分が学生時代の時のど真ん中の世代だったので、一時代が終わったのかと思うと寂しい気持ちですね
それに感化されたのか、先日妻が「バージンロード」のDVDを借りて1週間ひたすら見ていました(安室さんが歌った「can you celebrate」が主題歌のドラマです)
私も一緒に見ていましたが、20年くらい前のドラマだったのですが、なんというか親子というか家族の関係はずいぶん今と変わってしまった感じがします。
いまは、子供も親もそれぞれなんというか、「一人の人間」として個性を尊重しないといけなくて、親が子供に対する責任よりもその個性の方が優先されるような気がします。
だから、学校で子供が問題を起こしても、それは学校で起きたことだから学校側と子供の問題だ!といって自分の責任を棚に置くような事態が起きているのかなと…。
自分には子供がいないから客観的に判断できるのだと思いますが、先日見たドラマでは、「大人になっても、娘はずっと自分の子供だ!親が子供の責任を負わなくてどうする!」と親(その役は武田鉄矢でしたね)がハッキリと宣言するシーンがあって、「こんな状況今は少なくなっただろうな…」と感じました。
実は先日、お客様とお話ししても似たようなお話をお聞きしました。
今の新入社員は仕事の知識の前に一般常識を教えないといけない。
最低限家庭で覚えなければならないような作法や言葉遣いも今は「当たり前」ではない。
そこから教えていかないと、「なぜこんなことがわからない」と考えてしまうからということでした。
つまり、子どもの個性を重んじる(という親の責任回避)という理由で本来家庭において改善すべき生活態度がそのままで社会に出ているということです。
それでも、このお話をしたお客様のところは社員教育が非常に優秀で社員は立派な社会人として育てております。
かくいう自分も若い時(18.19歳ごろ)は作法も言葉遣いも考え方も社会人としては最低レベルでした。
私の場合は、考え方がかなり歪んでいたとうか、自分のことしか考えられなかったというべきでしょうか。
そんな自分を本気で叱ってくださったお客様に本当に救われました。
そこから、税理士試験を通して、その時勉強できる環境に感謝し、お世話になった方への恩返しをしたい一心で現在に至っています。
要は、社会に出て、適切な指導や考え方さえ間違えなければ立派な社会人に育つことが出きるということです。(自分はまだまだ立派といえるところまでいっていませんが…)
いまは、ある意味本当に家族として社員を育てなくてはいけない時代なのかもしれないですね。
会社という大家族に社員は一から教わる…
最初からある程度できている方ももちろんいますが、全くできていない人も少なからずいるということを認識していかなければならないですね。
かなり私見が入っている話でした。すみません!
それではまた!