嫌われる勇気 その2
皆さんこんにちは
先日人間ドックに行ってきました
お盆明けから仕事が怒涛のごとくやってきて、ここ3か月あまり、外食や出来合いのものを食べている生活をしていました
その結果…、3か月で5キロの増加
絶対に人間ドックで何か言われると思ったら、やはり、言われました
そして今回、悪玉コレステロールの値が、治療レベルといわれてしまい、先生からは「これから3か月頑張りなさい」と言われました
早速、現在平日の夜はプロテイン&ロカボナッツで過ごしています
これで少しはやせればいいなと思っています
さて、今回は前回の続きで、「大善と小善」のお話をしたいと思います。
前回は、初めて私の方から顧客との契約を打ち切ったお話をしましたが、その中で、「お客様に対する私がしなければいけない行動・考え方」を大事にしているとお話をしました。
その考え方の中心となっているのが、「大善と小善」の考え方です。
この言葉は、稲盛和夫氏が書籍で説明しております。
簡潔に説明しますと、
大善とは「その時の行動が善い行いであるように見えなくても、将来を見通した場合にその行いは善い行いになること」
小善とは「その時の行動は善い行いのように見えるが、将来を見通した場合にはその行いは悪い行いになること」
です。
どちらも、善い行いを行っているのだから結果が違うのはなぜなのか。
例としては、
スーパーで子供が、「このお菓子がほしい!!!」と駄々をこねているとします。
お菓子は1日1個と決めており、すでに1個は買っています。
① 子供が泣き叫ぶことが、周りに迷惑をかけるからもう一個お菓子を買ってあげる。
② 約束事はしっかりと守ることを徹底するため、お菓子を買ってあげない。
さて、どちらが「大善」でしょうか。
②ですよね。
①は確かに子供や泣き叫ぶことを不快に思っている人からすれば、善い行いなのでしょうが、これは子供のためになるでしょうか。
私は決してならないと思います。
我慢をするということは、その時は苦しいと思うかもしれませんが、それができるのとできないのでは、成長してから大きな差ができます。
私は、この考え方をベースに仕事でお客様にお話をしているので、厳しいお話をすることがあります。
だからといってすべてのお客様に厳しい言葉をしているわけではありません。
現状厳しい状態であっても、お客様自身がそのことをしっかり把握し、進むべき方向が間違っていないと思えば、私は助言程度に留め、お客様の自主性を大事にしています。
しかし、明らかに方向性が違っており、現状から逃げていると判断した時には厳しい言葉でお話をします。
厳しい言葉で話すことでお客様が大変嫌な思いをすることは私自身も百も承知です。
しかし、そのくらい厳しい状況であり、本気で直してほしいからなるべくオブラートに包まないでストレートに言うようにしています。
お客様の将来を案じ厳しい言葉をかけています。
今回起きた出来事は、その私の思いがお客様に伝わらなかったことが原因です。
数年前までは、私が全力で思い、伝えればみんなに伝わると思っていましたが、最近は考え方が変わってきました。
もちろん伝える努力を怠ることはしませんが、最終的には、私の考え方に賛同してくださるお客様だけでいいと感じています。
そうしないと、本当に私を信頼していただいているお客様にも失礼ですし、私はそのお客様に最高のサービスを提供したいと考えるようになりました。
売上を伸ばす。これは、商売をしている以上命題となるものですが、さらに最も大事なのは「お互い信頼関係のもと取引を行う」ことだと思います。
このお話はすべての業種で言えることだと思います。
それではまた!